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風が心地よい季節になりました。カーテンのお手入れがとってもおすすめのシーズンです。
今回は、カーテンのお手入れについてご紹介致します。
ドレープカーテンは、年に1回、レースは、2回ほどが、理想的なお洗濯の目安と言われています。レースは、外気の汚れが付きやすく、汚れに湿気が付きますと、カビの原因になるといわれています。汚れ部分に紫外線が当たることで、生地が傷むこともあります。まさに、今シーズンの梅雨前のお天気の良い日に、ぜひお手入れしてみてはいかがでしょうか。
窓をあけて、レース越しに心地よい風をたくさん感じましょう。
■普段のお手入れ
毎日の開け閉めから始めましょう。自然とほこりを振り払うことだけでも長持ちします。カーテン生地を傷めないようこまめにホコリを落とすことがとても大事です。
カーテンの上部やタッセル、レールの上部もホコリがたまりやすいところになります。お洗濯の際には、カーテンレール、網戸、窓ガラスの掃除もぜひ一緒にいかがでしょうか。
■ご自宅の洗濯機を使ったお手入れについて
1)まずは「取り扱い絵表示」を必ずご確認ください。
洗濯(水洗い)可の表示でしょうか。
※表示のカーテンであっても、洗うことで縮んだり色落ちする場合があります。綿・麻・レーヨンなどの素材や特殊加工を施したカーテンなど、不安に感じる場合は、専門のクリーニング店へ相談しましょう。
2)カーテンの表面についたほこりを生地をいためないようにやさしく落とします。
3)ほこりや窓の汚れ・結露が付着してついた部分的な黒ずみやカビを落としましょう。「酵素系漂白剤」をカーテンの裏側からタオルをあててスプレーした個所をブラシでとんとんとたたいてみましょう。広がりのある場合は、ぬるま湯を使ってつけおき洗いをしてみましょう。ただし、使用できない生地や汚れがとれない場合は、漂白剤を使用することで生地が傷んだり、色落ちの原因になることがあります。無理をせず、専門のクリーニング店へ相談しましょう。
【 ご自宅の洗濯機で洗う手順 】
1)カーテンからフックを取り外します。外した際に生地の傷みやほつれ等があれば手直ししておきましょう。
ジャバラ状にたたんでからお洗濯ネットにいれましょう。メッシュの細かいもの、動かない適度のサイズが望ましいです。汚れ面を表側にするのもよいでしょう。
2) 手洗いコース等の弱水流で優しく洗います。水温は、常温の水か、水温40度以下のぬるま湯を目安にしましょう。
洗剤は、おしゃれ着洗い用の中性洗剤が風合いよく仕上がります。柔軟剤は、静電気や洗濯ジワを防ぐ効果があります。香りを楽しむのもよいですね。漂白剤についてはご使用はご注意下さい。
3) 脱水は、30秒ほどがよいとされます。型崩れやシワにならないようにしましょう。
※乾燥機は、シワや縮みの原因となりますのでお避けください。
4)脱水後は、 カーテンにフックを取り付けて、そのままカーテンレールにかけて吊り干しします。軽く下から引っ張り、手のひらでシワを伸ばして自然乾燥させます。この手間だけでも仕上がりがぐんと変わります。水滴が気になる場合は、床に新聞紙や、タオルをひきましょう。
重みのあるカーテンは、カーテンレールを傷めてしまうため、2本の物干し竿にM字干しをして、直射日光があたらないように日陰干しをしましょう。
■素材を知ろう
カーテンは、部屋の温度や湿度の違いから、使用されている繊維の特徴から伸びたり縮んだりすることがあります。
天然繊維やレーヨン素材のカーテンでは、伸縮が大きいと言われています。代表的な素材の特徴をご案内します。
■レーヨン
長所:吸湿性・吸水性が高い 染色性がよい、ドレープ性がよい。
短所:吊伸びしやすいため、家庭でのお洗濯は避け、クリーニングへ。シワになりやすい。摩擦に弱い。
■アクリル
長所:軽い。かさ高で暖かさがある。シワになりにくい。薬品や日光に強く、発色性がよい。
短所:やや毛羽たちがある。火や熱に弱い。
■ポリエステル
長所:シワになりにくい。縮みや型崩れしにくい。反発力があり、熱に強く、丈夫である。
短所:静電気が起きやすいため、汚れが付きやすい。吸湿性が悪い。汚れが落ちにくい。
■綿
長所:熱に強く丈夫。吸水性がよい。
短所:洗濯で縮みやすい。黄変しやすい
ポリエステル素材のカーテンが、近年は、大変お手入れがしやすく様々な素材感のデザインが普及しています。ますますインテリアにかかせないアイテムとして、お気に入りをみつけて楽しんでくださいね。
※次回にて『素材のすすめ』にてリネン素材を詳しくご紹介致します。
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