カーテンの洗濯方法

みなさんはカーテンのお手入れは日常的にしていますか？

衣服と同じでカーテンにはさまざまな汚れが蓄積しています。

 

そのため定期的にお手入れが必要なのですが、どれぐらいの頻度で、

どのようにお手入れすればいいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は知っておきたいカーテンのお手入れ方法のうち、カーテンのお洗濯方法をお伝えします。

 

 

カーテンを洗濯する頻度はどれくらい？

 

カーテンの洗濯頻度は、レースカーテンなら年2回程度、ドレープカーテンなら年1回程度が理想です。

中には購入してから一度も洗濯していないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

カーテンはホコリや手あか、カビなど見た目以上に汚れているため定期的なお手入れが必要です。

 

もしも洗濯せずに長期間放置してしまうと汚く見えるだけでなく、生地が傷む原因にもなります。

ただし、あまり頻繁に洗いすぎるとかえって生地を傷める恐れもありますので注意しましょう。

 

 

カーテンを洗濯するときの6つのポイント

【ポイント　その1】　　洗濯表示を確認する

 

まずはご家庭のカーテンが洗濯可能かどうかを確認します。

 

カーテン生地はポリエステルやアクリルのような化学繊維、

麻や綿のような自然繊維など様々な素材で出来ています。

素材によって洗濯時の条件が変わってきますので注意しましょう！

【洗濯（水洗い）可】の表示があれば家庭での洗濯が可能です。

 

しかし以下のような【洗濯（水洗い）不可】のマークがある場合は

家での洗濯が困難なタイプですので、カーテン専門店やクリーニング店に相談してみましょう。

 

洗濯（水洗い）不可マーク

 

 

また、麻や綿などの自然素材や特殊加工を施したカーテンは

自宅で洗うと色落ちしたり生地が縮んでしまう恐れがあります。

家で洗うことに不安を感じる場合もカーテン専門店やクリーニング店に相談してみましょう。

 

【ポイント　その2】カーテンフックを全てはずす

 

カーテンフックを付けたまま洗ってしまうと、生地の痛みや破れなどの原因となります。

ひとつひとつ取り外して無くさないようにまとめて保管しておきましょう。

フックが汚れている場合はつけ置き洗いをしておくこともおすすめです。

 

フックがカーテンに縫い付けてある場合は、フック部分がカーテンに引っかからないようにしましょう。

フック部分を折りたたんで紐でまとめておくと、洗濯中に引っかからなくなります。

 

【ポイント　その3】ジャバラ状にたたんで洗濯ネットに入れる

 

カーテンをヒダに沿ってジャバラ状にたたんでから大きめの洗濯ネットに入れます。

この時、汚れのひどい箇所があれば表面にくるようにたたむことで汚れが落ちやすくなります。

 

また、洗濯ネットはメッシュが細かいもの、カーテンが中で動かない大きさのものを選びましょう。

そうすることで生地同士が擦れて痛むことも少なく、洗濯によるカーテンの劣化を抑えることが出来ます。

 

さらに色移りを防ぐ為ために他の物と一緒に洗わないように注意しましょう。

 

【ポイント　その4】水流は『弱』、水量は『最大』、水温は『40℃以下』で

 

「手洗いモード」のような弱水流で優しく洗うことで、生地の傷みを抑えることができます。

洗濯機によって洗濯コースの呼び方は異なりますが、弱水流のコースであれば問題ありません。

また、たくさんの水を使用するため、水量は『最大』を選択しましょう。

水温については常温の水または40℃以下のぬるま湯が適しています。

 

【ポイント　その5】脱水時間は短く

 

洗濯機の脱水機能は型崩れやシワの原因になるため、出来るだけ使用しないようにしましょう。

基本的には手で軽く絞る程度で十分ですが、脱水機能を使う場合は30秒程度の短時間で設定しましょう。

 

【ポイント　その6】洗濯機の乾燥機能は使わず、レールにかけて自然乾燥させる

 

カーテンを乾燥させるときは洗濯機の乾燥機能やベランダなどの屋外に干すのではなく、

洗濯前に取り外したフックを付けてカーテンレールに取り付けて乾燥させましょう。

濡れたままカーテンレールに吊るすことでカーテン自体の重みでシワが伸び、綺麗に乾かすことが出来ます。

また、直射日光の当たらない場所や時間帯を選んで干すのがおすすめです。

エアコンの除湿機能や扇風機などを活用して湿気がこもらないように工夫するとより早く乾きます。

もしも吊るしている間に水滴が垂れることが気になる場合、床に新聞紙やタオルを敷いておくと安心です。

 

 

 

カーテンを洗ってきれいにすると、お部屋全体が明るく感じられます。

ぜひカーテンの洗濯方法をマスターして、清潔で気持ちのいい日々を送りましょう！

 

参考文献：サンゲツHP